神戸市ひきこもり支援室は、当事者から要望の多かった交流会をバーチャル空間でスタートし、10月26日初回の様子が報道に公開されました。
外出や対面での相談・交流が難しい方にも、オンラインで交流機会を提供することで、当事者同士の共感や問題解決のヒントを得て、社会参加の不安や悩みを軽減していく新たな取り組みです。
アバター・ニックネームを使うバーチャル空間は、対面での会話が苦手でも気軽に交流しやすく、自宅で体調に合わせ休憩したりくつろぎながら参加できます。
当事者同士でお互いの悩みや経験を話したり、グループワークに参加したり、自由に過ごせる交流会となっています。
初回は就労を目指す当事者の方5名にご参加いただきました。
今後はバーチャル空間、対面型、それぞれ月1回ずつの開催予定です。
すいせいは、専用アプリ「oVice(オヴィス)」での環境構築や使い方の指導など、ひきこもり当事者の方と直接関わりながら、バーチャル空間を活用した新たな支援を開発しています。
居場所から就労、その後の人生までを考えてきたすいせいの視点で、社会とのつながりが実感できる、一歩踏み出せる場の提供を目指しています。
動画で交流会の様子を閲覧していただけます。
下記リンクからぜひご覧ください。
●NHK NEWS WEB
バーチャル空間で「ひきこもり」当事者の交流会(2022年10月27日配信)
神戸 バーチャル空間使い「ひきこもり」の当事者が交流会(2022年10月26日配信)
●サンテレビNEWS
社会参加を後押し バーチャル空間でひきこもり支援(2022年10月26日配信)
●Yahooニュース
神戸市がひきこもり支援で新たな取り組み ひきこもりの当事者同士が仮想空間で交流/兵庫県(サンテレビNEWSより2022年10月26日配信)
●神戸新聞NEXT
「抜け出したい、ひきこもり」アバターになってバーチャル空間から第一歩を 神戸市が支援(2022年11月1日配信)