近年、ひきこもりや孤独死など、孤独・孤立への対策が重要度を増しています。
内閣官房 孤独・孤立対策担当室では、孤独・孤立対策の検討にあたり、多様な現場の声を聴き、様々な課題によりきめ細かく対応していくためとして、『孤独・孤立に関するフォーラム』を開催されています。
令和3年8月19日、『人・地域をつなぐために』をテーマに第5回フォーラムが神戸で開催され、すいせい理事長岸田が参加させていただきました。
岸田からは、実際の事例として超短時間雇用や、ひきこもり就労相談窓口でのケース、また古民家カフェでの地域との関わりをご紹介させていただきました。
「はたらく」を中心に据えたこれらの取り組みを通じ、当時者が役に立つと感じることが、孤独・孤立の解決へ繋がるのではないかという、すいせいのスタイルをお伝えする、よい機会となったのではと考えております。
新型コロナウイルス感染症対策による人と人との接触機会減少も加わり、孤独・孤立の問題はより深刻度を増しております。
フォーラムの参加が、対策検討の一助となり、また様々な取り組みを知る機会となれば幸いです。
内閣官房HPには、当日の議事録や出席者のメッセージの他、動画も公開されております。動画は下記からもご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。
※35分45秒頃より岸田がお話させていただいております。
内閣官房HP 孤独・孤立対策担当室 第5回孤独・孤立に関するフォーラム(神戸市) テーマ「人・地域をつなぐために」
ABOUT
この記事を書いた人
岸田 耕二
社会福祉法人すいせい 理事長1981年生まれ、鳥取県出身。精神保健福祉士、産業カウンセラー。
2005年から就労移行支援事業所の施設長などを歴任。これまで東京大学プロジェクト参加、厚生労働省関連や神戸市福祉計画などの委員、ひきこもり支援、社会的養護者支援など幅広く活動中。
趣味はサーフィンとサッカー、娘二人のパパ。
代表メッセージ・詳細プロフィール