8月9日、垂水の舞子ビラホテルにて、発表してきました。(綺麗なところでした)
呼んでいただいたのは「神戸垂水ロータリークラブ様」です。
慈善団体で「ロータリークラブ」と名前は耳にすることはありましたが、実際にどんな方たちが、どんな活動をしているのか知らなかったので、声をかけていただいたときも「どんな話をしたらいいのだろうか」と正直、謎で不安でした。
しかし、ロータリークラブについて調べたり、聴いたりしているうちに、歴史もあり世界中に会員がおり、歴史上の有名な方々も所属していた。という事実を改めて知り、予想以上に大きくしっかりした団体だと思いました。(一度皆様もお調べ下さい)
神戸垂水ロータリー様では定期的に集会があり、食事を共にし、学び合うということをされているそうで、その学びの時間に今回は「障害者の就労」をテーマにしていただき、発表させていただきました。
内容は、社会には障害者手帳を持っている人だけでどれくらいいるのかといった、社会の状況確認から始まり、実際に「障害者」とはどんな人なのか、元すいせいのメンバーの方のインタビュー動画を見ていただきました。そしてこの方がどんな様子で働いているかなどを話させていただきました。
会後の感想には、「障害福祉や就労訓練といった職種があることをはじめて知った」や「これからの社会にはこんな活動が益々必要だね」と前向きな言葉をいただきました。
また会社経営している方からは「以前よりメンタルヘルスに配慮すべき社員が増えたり、発達障害の傾向の人が増えているから、どの様に接したらいいか、またどんな仕組みにしたらいいか考えている」などの意見、感想などもありました。
企業様のメンタルヘルスやリワークなども、すいせいも細々と活動していますが社会的ニーズは高いなと改めて思いました。
またこのような社会的に発言権のある方たちに「障がい」「生き辛さ」について知っていただくことは、社会変革していく上で重要だと感じました。
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この記事を書いた人
岸田 耕二
社会福祉法人すいせい 理事長1981年生まれ、鳥取県出身。精神保健福祉士、産業カウンセラー。
2005年から就労移行支援事業所の施設長などを歴任。これまで東京大学プロジェクト参加、厚生労働省関連や神戸市福祉計画などの委員、ひきこもり支援、社会的養護者支援など幅広く活動中。
趣味はサーフィンとサッカー、娘二人のパパ。
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