会社に勤め、その会社から報酬を受けている以上、プロとしての責任と自覚を持つことが求められます。
プロとしての最低限必要な4つの管理と6つのプロ意識を紹介します。障害関係なく仕事をする上では大切です。
4つの管理
1、健康管理
暴飲暴食や夜更かしなどで体調や生活のリズムを崩さないように気をつけましょう。
健康管理の基本は、規則正しい生活です。栄養を考えた三度の食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、職場では常に明るく快活に仕事ができるようにしておきましょう。
2、時間管理
時間管理で重要なものは ①時間を守ることは鉄則です。約束した時間に遅れると相手の時間を無駄にすることです。②時間を有効に活用すること給料なども時間がひとつの基準になって計算されます。
3、金銭管理
給料(収入)に見合った生活費(支出)と貯蓄をバランスよく配分する金銭感覚が求められます。浪費をしないように心がけます。
4、感情管理
ビジネスの場では、冷静に、客観的に判断して行動していかなければなりません。
職場には気が合わない人もいるのですが、好き嫌いに左右されないようにうまく感情をコントロールし、誰とでも協調して仕事ができるように心がけましょう。時には上司や先輩に注意をされることもありますが、素直にわびて反省し、仕事に取り組みましょう。
6つのプロ意識
1、顧客意識
会社は「お客様」のためにあるといっても過言ではありません。お客様が、会社の提供する物やサービスに対してお金を払ってくださるからこそ会社が存在していけるのです。常に「顧客」を想定、意識し、顧客の要望を実現するように努力しましょう。
2、コスト意識
会社で使うものはたとえペン一本、メモ用紙一枚でも会社の所有物です。一人ひとりのコスト意識の積み重ねが会社の経費削減につながり、ひいては会社の利益にも影響します。与えられた業務の中で、少しでもコストの削れるところはないか常に考えながら仕事に取り組みましょう。
3、原価意識
物を製造・販売する。事務所を設置する、サービスを提供する。これらすべて原価がかかっています。原材料費、工賃、光熱費はもちろん、人件費も大きなウエイトを占めます。特にサービス業などでは、人件費が最も大きい原価となります。一人の従業員が一時間を無駄にすれば、それだけ原価が高くなり会社の利益が下がります。さらに質の悪いサービスをしてお客様からクレームを受けると、さらに大きな損失(ダメージ)を会社に与える結果にもなるのです。
4、協力意識
仕事に追われると、つい自分の仕事だけに目が向きがちです。しかし、職場では誰もが仕事をもっています。互いに協力し合ってよりよい仕事をすることが職場全体のレベルや業績を向上させることにつながるのです。
5、改善意識
仕事のやり方は一つではなく、また永久不変のものでもありません。仕事の質や量の変化に合わせて、方法を変えた方がよい場合がたくさんあります。常に現状に満足することなく、感性を働かせて、改善のための創意工夫や提案をしていくことを心掛けましょう。
6、時間管理の意識
納期、訪問、会議など仕事を遂行するためには時間が関係してきます。時間当たりの生産効率を高めることも含めて、常に時間を意識・確認して時間を守ることが大切です。これには自分の時間だけでなく、相手の時間も大切に思う気持ちが必要です。
担当者 杉本