神戸市西部地域障害者就労推進センターの吉田です。
実は私は広島生まれ、東京育ちです。神戸に移り住んで来たのは2003年、星野監督の阪神タイガースが優勝した年でした。←わかりやすいのでよくネタとして使っています。
神戸で生活するようになって10年以上経った今ではほとんど言われなくなりましたが、東京から神戸に引っ越してきた当初、東京から来たと言うと、よく聞かれたのが、「神戸と東京どっちがいいですか?」ということでした。
神戸には元々祖父母が住んでおり、子どもの頃から夏休みなどに遊びに来ることもよくあり、私にとってまったく知らない場所ではありませんでした。なので、生粋の東京人の方とはまた感覚が違い、関西の文化への違和感はそんなになかったと思います。むしろ都会でありながら海も山も近く、自然があり、とても住みやすい土地だなぁと思いました。食べ物も美味しいですし、特に関西のテレビはおもしろいです。けっこう皆本音でしゃべるからですかね?
あえて残念なことを挙げるとしたら、文化との接点の多さ?という面でしょうか。例えば私はサッカーが好きなのですが、サッカー日本代表の試合が行われるのは関東が多く、神戸で生観戦できることはまずありません。他のスポーツもそうだと思います。
また、お芝居が好きな方だったら、東京には小さな劇場がたくさんあり、小劇団もたくさんあって、自分の好きなお芝居をいつでも観ることができるかもしれませんし、映画好きな方だったら東京でしか上映していない映画もあるかもしれません。
それでも神戸はやっぱり住みやすいです。たまに東京へ行くと人混みの多さに辟易します。私もすっかり神戸人になれたということでしょうかね。