みなさん障害者という言葉を聞いてどんな印象をお持ちでしょうか??
今、日本で障害者手帳を持っている方は、
身体障害者は366,3万人、知的障害者54,7万人、精神障害者は320,1万人だそうです。合計741,1万人になります(内閣府の障害白書より)。
日本の総人口は1億2729万人(25年度10月1日)だそうなので計算すると約5.8%の人が障害者となります。つまり100人いたら6人くらいは何かあるということです。
また手帳は所持していなくても精神科に長期通院している人や発達障害の診断は出ていないけど特性がある人なども社会には大勢いるので、一生涯で支障がでる人は1割くらいになるということになります。
そういった数字を当事者様、家族様に話すと、「そんなにいるんですね!」や「自分だけが特別かと思っていました。」という事を言われる人がほとんどです。
「障害者」という言葉は「特別な人、自分は健常者だから関係ない。」という印象を持つ人はいまだに多くいますが、上の数字からも見て取れるように、誰にとっても身近なことです。また自分は健常(常に健やか)という言葉を簡単につかいますが、本当に言い切れるのか一人一人が疑問をも持ち、考えていく必要があると思います。
だれもが自分のこととして関心を持ち“病気や障害について正しく知る”機会が増え、理解や意識が高まり、環境整備され「誰もが生きやすい社会」になった時には“障害者”“健常者”という言葉も必要なくなるのではないかと思います。
簡単なことではないですが「すいせい」もそういった社会の実現目指して、一翼が担えればと日々頑張っています。