教育✕就労の力で地域の未来をデザインする
— 「学ぶ」「働く」「生きる」を支える社会福祉法人の使命 —
地域の「教育」と「就労」をシームレスに支え
強固な地域コミュニティの
未来をデザインしていくことが
これからのすいせいの使命です。
生きづらい、働きづらい方々の社会参加に寄り添って
社会福祉法人すいせいは、地域に根を張りながら、多くのご利用者様、ご家族の皆様、支援者の皆様と共に歩みを重ね、2022年には法人設立20周年を経過することができました。
この長い道のりで、一人ひとりと向き合うなか、また地域社会から、新たな切実なニーズを受け止めてきました。
そのひとつが「教育」です。
「教育支援」──全ての人の成長と地域社会発展のために
各教育機関には、障害のある学生や支援が行き届かない「グレーゾーン」にある学生、学業や就労の悩みなど、さまざまな背景や困り感を抱えた学生が数多く存在していますが、支援施策はまだ道半ばと言わざるを得ません。
この課題に直面し、福祉と教育が緊密に協働する必要性を実感、2012年に独自の教育支援事業として「学生・就職困難者キャリアサポート事業 +U(プラス・ユー)」を立ち上げました。
10年を超えたこの取り組みで、教育支援は個人の成長に加え、地域社会活性化の基盤となる手応えを得ました。
「教育」は知識や技術の修得に留まらず、思考力、価値観、社会性を育むものです。
教育を受けた人材が、地域社会で人を育て、文化を継承し、コミュニティを形成し、社会問題の解決にもつながっていく──教育の障壁を取り除く支援は、教育が個人・地域に与える大きな役割に寄与する、重要な社会貢献と位置づけています。
「就労支援」──自分らしい働き方と社会生活のために
すいせいは発足当初から障害者の就労支援を欠かせない柱に据え、安心してステップアップに取り組める場(ステップアップ支援)を提供し、高い就職率・定着率を実現してきました。
ゴールは就職ではなく、自分らしく働き続けること。就職後も続いていくよりよい生活の伴走者を目指して、それぞれの無理のない働き方を支援しています。
「就労」は収入を得る手段であると同時に、地域社会の一員として社会との関わりを深め、生活意欲や自己肯定感を高める役割を果たします。
また、就業人口の増加が地域経済の活性化につながることは言うまでもありません。
そして就労は教育機関から巣立った人材が社会参加する、第一の選択肢です。
就労支援の現場ニーズに長年向き合ってきたすいせいだから、教育段階にさかのぼった包括的な支援が可能となり、地域社会での生活まで視野を広く持った取り組みを構築しています。
「教育✕就労」でデザインする地域コミュニティの未来
すいせいが培ってきた社会資源──精神障害者の就労支援を源流に、行政窓口を通じた地域住民の相談支援と地域ネットワーク形成、発達障害者支援、障害学生支援──これらの大きな蓄積で、地域の「教育」と「就労」をシームレスに支え、強固な地域コミュニティの未来をデザインしていくことが、これからのすいせいの使命と考えています。
全ての人が教育につながり、成長と就労の機会を得て、一人ひとりが自分らしく生活できる地域社会を実現する。
すいせいは「教育✕就労」をキーワードに、地域の社会資源として、前向きに、挑戦的に、創造的に、支援活動と事業創出に取り組んでまいります。
塚田 吉登(つかだ よしと) プロフィール