関西学院大学とすいせいの共同ポスター発表
平成28年11月19日(土)・20日(日)に開催された『一般社団法人 日本LD学会 第25回大会』にて、関西学院大学総合支援センター キャンパス自立支援室の皆様と『発達障害のある大学生への就労支援プログラムの実践と考察 ~グループワークによる自己理解促進の試み~』と題し、共同でポスター発表をさせていただきました。
昨年度、関西学院大学と協働して行なったプログラムの発表ということで、全国様々な方々にお話を聞いていただけたこと、大変嬉しく感じております。
ポスター発表をご覧いただけた皆様、この場をかりてお礼申し上げます。
社会の潮流把握とエビデンスの必要性
また、日本LD学会の大会に参加させていただく中で、2つ強く感じたことがございます。
1つ目は
『社会の動きや流れを知ること』
大会の中では、様々な立場の方が、様々な素晴らしい研究をされており、そういった研究内容について触れ、また研究者の方々とお話をさせていただくことで、新たな発見を得られると強く感じました。
法人の中だけを見るのではなく、広い視野でもって、社会で行なわれている様々な動きや流れを知っていく、触れていくことは、より良い支援の在り方を模索し続けていくために当法人としてもより取組むべきと感じました。
2つ目は
『エビデンスに基づいた支援の必要性』
大会では様々な研究者の方が発表されていましたが、どの発表を拝聴しても、きちんとした科学的根拠に基づき、必要と考えられるスキームを検討し、実行する。というような形で、ただ実践していくだけでなく、実践の裏にある科学的根拠を分析し、反映していくということは、どのようなサービスにも共通して必要なのではと感じました。
我々、就労支援を行なう者としては、『実習』や『作業学習』が先立つことが多くありますが、今行なっている『実習』や『作業学習』を科学的根拠に基づき分析し、体系立てた仕組みにブラッシュアップしていくということを考えながら業務を行なうべきなのではと強く感じました。
大会に参加させていただく中で、様々な人と出会い、また新たな知見に触れることができ、素晴らしい体験をすることができました。
またこの体験を日々の業務に活かしていけるよう努めてまいります。
一般社団法人 日本LD学会 ホームページ
第25回大会 概要
大会テーマ:発達障害の子どもと家族-学習・行動・心の包括的理解と支援-
期 日:11月19日(土)~20日(日)
会 場:パシフィコ横浜
開 催:国立大学法人 お茶の水女子大学