しごとサポート西部の堀です。
8月8日(木)、社会福祉法人みかり会様が行っている法人内の特別研修に参加いたしました。
『共生社会の創造に向けて知識を深めて共通理解を図る』を目的とする研修で、法人の幼稚園・保育園の教諭や特別養護老人ホームの支援員の方が30名ほど参加されていました。
SUISEIからは、共生社会を目指すための取り組みを発表させていただき、私は『超短時間雇用』について説明させていただきました。
超短時間雇用とは・・・
東京大学・神戸市・SUISEIが共同で行っている事業です。
障害や様々な状況から長時間の就労が難しい方を対象に、週20時間未満の雇用を創出する取り組みです。
(障害者雇用の法定雇用率カウントが週20時間以上のため、週20時間以上働くことが難しい方は働く機会が極めて少ないのが現状です。)
人手不足を解消したい、限定した業務をしてくれる人材が欲しい・・・などをお考えの企業様に向いている働き方だと考えています。
私は『より多くの方に超短時間雇用について知ってもらう』ために、できるだけ異なる業種の方々に知っていただき、取り入れていただけるよう企業開拓を行っております。
超短時間雇用は、就労継続支援B型事業所に通われている方や、働きにくさのある方にとって、ステップアップのひとつの手段となります。
『社会に参加したい』『今の環境から一歩踏み出したい』という思いから、超短時間雇用で『働いている』自信を得ることで、『新たに次のステップへ成長したい』と次の希望を持っていただけたらと考えております。
今回、今までに超短時間雇用の事例のなかった幼稚園・保育園の方々に知っていただく機会となったこと、とてもありがたく思います。
SUISEIとして大切にしていることは『企業とワーカーがWIN-WINの関係を保てること』です。
『ありがとう』という言葉が自己肯定感を育む、またその関りが人と人とをつないでいくと考えています。共生社会の実現に向け、必要な考え方だと考えております。
今回の研修に基づくアンケートを拝見し、この考え方は保育の現場でも同じであることを知りました。この考えを大切にしながら、引き続き努めて参りたいです。