User Voiceご利用者様の声
発達障害の方の就職・支援についての声
『自分は何もできない人間』という考えが変わりました。
I.H.さん 20代・女性
注意欠陥多動性障害
最も良かったのは『自己肯定感を得られたこと』。
すいせいの利用を決めた理由は?
「通っていた大学のカウンセリングルームを通じてすいせいを知りました。また以前に岸田理事長の講演を大学でお聞きしたことがあったので、どのような所なのかは少し知っていました。」
すいせいを利用して一番よかったことはなんですか?
「スキルアップや自己分析に加え、最も良かったのは『自己肯定感を得られたこと』。自分自身を客観的に見据え、受け止めた上で行動するために必要なもの、『生きやすさ』の根源だと思います。」
職員との関わりで、印象に残っていることを教えてください。
「第三者の視点から、自分の特性や性格、精神的・身体的変化について教えていただいたことです。自分を知るためには自分が知らなくて他人が知っていることが重要だと思います。そういった指摘やアドバイスは非常に有意義なものでした。」
利用者様同士のコミュニケーションなど、雰囲気はいかがでしたか?
「非常にリラックスできるものでした。利用者同士のコミュニケーションを通じて、自身の対人関係の結び方や、会話において気をつけるべきことなどを学ぶことができました。」
ビジネスマナーを日常的に実践し、身に付ける機会があります。
訓練で学んだことや、印象に残っていることを教えてください。
「職員さんは利用者に作業内容を伝える際、順序立ててできるだけ簡潔に区切りながらゆっくりと説明しますが、それがとても分かりやすかったことが印象に残っています。私も何かを説明するとき、意識するようにしています。」
就職に一番役に立ったと思うプログラムや支援は何でしたか?
「ビジネスマナー講座です。講師の方が面白おかしく、そして分かりやすく教えてくださいます。また、CASTや実習先で日常的に実践し、身に付ける機会があるので、就職先では安心して上司の方とお話することができました。」
企業実習はいかがでしたか?
「慣れない場所で過ごすことによる体調変化のパターンや、その対処方法を学ぶことができました。また、社会の中でどのように過ごすかという面で勉強になったことも多かったと思います。」
どこかの誰かのためになれることができればと思っています。
すいせいを利用して、考え方、生活など、自分自身に変化がありましたか?
「『自分は何もできない人間ではない』という考えが持てました。自分の得意・不得意なものは何か、自分はどういう人間なのか。それらを十分に理解し、受け止め、分析し、改善することで、生活や自身にも良い変化がありました。」
自分自身に適した職場に就職できたと思いますか?就活の職員サポートはどうでしたか?
「自分の特性、長所、考え方に合致した職場に就職できたと思います。就職活動の際も、自分のアピールの仕方や面接練習、履歴書の添削や企業への呼びかけなど、実に様々な面から多大なサポートをしていただき、感謝しています。」
これからの夢をきかせてください。
「自分の力で収入を得、自分の力で生き、自分の人生を自分の足で歩めることです。そして自分の得意なこと・長所を活かして、職場の方々や今までお世話になった方々、そしてどこかの誰かのためになれることができればと思っています。」